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愛車と共に生きる日々

はじめての中古車
数ヶ月間調査を重ね、いよいよ探すのにも飽きてきた頃。とうとう私にも決断を下す瞬間が訪れた。総額80万円以上を払い、いざ納車。これで後は好きなだけ車を乗り回せるぞ!と思ったら大間違いだった…。マイカーには維持費がつき物。当然のことを私は忘れていた。
まず駐車場代。横浜の住宅街で月1万2千円。次にガソリン代。今でこそセルフが主流なので、自分の入れたい量や金額分などを自由に選択できるけれど、一昔前は必ず店員さんが出迎えてくれたものである。爽やかな笑顔で丁寧に対応してくれる店員さんに対して「レギュラー1000円分…」というのは非常に勇気のいる、というか恥ずかしいもの…。また、相手が綺麗なお姉さんだと、ついつい見栄を張って「満タン」といってしまうこともしばしば…。マイカーを持ってはじめて原油価格や中東情勢がインテリだけの問題ではないということを痛感したのだった…。整備費用というのもある。タイヤやライトみたいな消耗品が良い例。あとはオイル交換や洗車。しかし、晴れた日に自分の愛車を磨くっていうのは悪くない気分。ただ、そういうときに限って、翌日雨が降った…。
想定外だったのは故障の多さ。車が安かったのである程度の故障は覚悟していた。しかし買って1年目、ある日の夕方頃。新宿駅近辺のとても混雑している交差点の信号待ちで、突然車が動かなくなった(そのときは友人数人が乗っていたので道の端へ押してもらった…)。また2年目の夏場、窓を全開にしてドライブしていたら、窓が閉まらなくなったこともあったっけ…。結局、窓を完全に直すには相当の金額を要することが判明し、修理は断念。開けたままだと雨の日にリスクが高過ぎるので、結局閉めたままのほうを選択した。これらは私の覚悟が足りなかったということなのだろうか…。
最後に、自分の場合、購入後の誤算も多々あったが、それ以上に中古車購入には楽しい面や素晴らしい面が沢山あったということを強調しておきたい。例えれば、中古車との出会いは人との出会いと同じようなもの。彼らはそれまで私たちが知らない人生を過ごしてきている。すでに個別の特徴があるので、つき合い方に完全なマニュアルは存在しない。つき合えばつき合うほど色々な側面が見えてくる。長所に惹かれて購入を決意するわけだが、付き合っていくうちに短所も好きになっていき、それを上手にカバーできれば、素敵な愛車との生活が待っている。

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